2015年06月02日
フランス絵画の名品を堪能できる展覧会として注目の「印象派への旅」も、いよいよ今週末の7日で千秋楽です。平日の午前中に足を運んでくださるお客様も、目に見えて増えてきました。
そんななかで、来場者の皆様から気軽に参加できて好評をいただいているのが、「お気に入り作品の投票コーナー」です。色のついた丸いシールを1つ、一番のお気に入りの作品の図版に貼るというシンプルな投票方法。開幕以来、日々刻々とシールが増え、カラフルな画面ができあがってきました。
お気に入りの作品が人によってこんなに異なるとは・・・と驚いてしまうほど、バラエティに富んでいます。でも、1番人気はやはり本展のメインビジュアルになっているマネの《灰色の羽根帽子の婦人》。そのマネとデッドヒートを繰り広げているのが、レオナール・フジタの《裸婦と猫》です。
会期は残りわずかですが、投票結果の行方が気になります。皆様も会場でお気軽に丸いシールを貼ってみてはいかがでしょうか?
展覧会の方もどうぞお見逃しなく。
6月6日(土)午後2時より、美術鑑賞講座「金色 銀色」があります。講師は、宮下東子(当館学芸課長代理)です。参加無料。