季節にふれる、アートに出会う。ようこそ美術の森へ。
新潟県立近代美術館は1993年7月、緑豊かな千秋が原ふるさとの森に開館しました。
地元の収集家による「大光コレクション」を軸とした、近代の流れを見通せる国内作品の他に、日本の近代美術に関わりの深いバルビゾン派やナビ派など19世紀の西洋美術を収集し、コレクション展や企画展を通し紹介しています。
また講座やワークショップなど、美術に親しむための活動も行っています。
四季折々の自然のなかでゆったりとアートにふれることができる美術館です。
〒940-2083
新潟県長岡市千秋3丁目278-14
TEL 0258-28-4111
FAX 0258-28-4115
広く新潟県民と新潟を訪れた人のために、新潟県固有の文化の価値を見直し、併せて未来に継承すべきコレクションの充実と研究、活用、普及を通じて、多様な美術館活動を開発、提供し、創造力溢れる人材の育成に取り組み、地域の人々と協働しながら、県民の誇りとなる新潟県の文化を発信する。
1964年6月16日の新潟地震の復興を祈念して、県民生活の向上と教育文化の発展のために新潟県民会館が建設されました。そしてこの会館内に、設立を要望する県民の多年の願いが実って、新潟県美術博物館が併設されました。
1993年7月、それまで新潟県民会館に併設されていた新潟県美術博物館の施設拡充を求める声を受け、新潟市における25年間の歴史を踏まえ、県央に位置する長岡市の信濃川沿岸の豊かな自然に恵まれた「千秋が原ふるさとの森」に新潟県立近代美術館が設置されました。
2003年7月、より広い地域の県民に美術鑑賞や文化芸術に親しむ場を提供するために、県庁所在地の新潟市に県立近代美術館の分館として新潟県立万代島美術館が設置されました。場所は、国際的な芸術文化交流の拠点として環日本海ゲートウェイにふさわしい、万代島地区の朱鷺メッセに決定されました。
1966年 2月 | 新潟県民会館建設準備室設置、3階に美術博物館設置の案 |
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1967年11月 | 落成式および記念行事挙行、11月23日新潟県美術博物館開館 |
1988年12月 | 「新潟県美術品収集基金条例」制定 |
1989年10月 | 新潟県美術館建設基本構想を策定 |
1990年 3月 | 県立近代美術館建設の設計者選考方式を指名設計競技(コンペ)に決定 指名設計競技の参加設計事務所5社を決定 |
1990年 7月 | 県立近代美術館指名設計競技審査会開催―㈱日本設計の作品が入選 |
1990年 8月 | 設計業務の委託を㈱日本設計と契約 |
1991年 2月 | 県立近代美術館建設の実施設計策定 |
1991年 5月 | 県立近代美術館建設工事入札―大成・吉原・小杉特定共同企業体等が落札 |
1991年 7月 | 県議会で建設工事の契約承認 3年 7月 新潟県立近代美術館の建設着工 |
1992年12月 | 県立近代美術館建設本体工事完了・引き渡し |
1993年 3月 | 新潟県立近代美術館条例公布 |
1993年 4月 | 新潟県立近代美術館発足 |
1993年 7月 | 新潟県立近代美術館開館 |
2000年 8月 | 新潟県新美術館基本構想を発表 |
2001年 2月 | 新潟県新美術館基本計画を策定 |
2001年 4月 | 新潟県新美術館開設準備室発足 |
2002年 8月 | 新美術館の名称を一般公募により「新潟県立万代島美術館」と決定 |
2003年 3月 | 朱鷺メッセ内万代島ビル竣工 |
2003年 4月 | 新潟県立近代美術館万代島美術館発足 |
2003年 7月 | 新潟県立近代美術館万代島美術館開館 |
2018年 2月 | 新潟県立近代美術館改修工事設計業務の委託を㈱日本設計と契約 |
2018年 6月 | 新潟県立近代美術館改修工事の実施設計策定 |
2018年 9月 | 新潟県立近代美術館建設工事入札 株式会社大石組・大原電業株式会社・株式会社長岡総合設備 (株式会社長岡総合設備のみ11月契約) |
2018年 9月 | 新潟県立近代美術館改修工事着工 |
2019年 9月 | 新潟県立近代美術館改修工事一部終了・再開館 |
2019年 11月 | 新潟県立近代美術館改修工事完了・引き渡し |
新潟県立近代美術館のマークは 新潟県出身の世界的デザイナー亀倉雄策のデザインです。
NiigataのNとMuseum、ModernのMの文字をデザイン化し、 コンピュータ・グラフィックス(CG)による立方体を組み合わせ近代美術館をトータルにイメージしています。