2024年度 第3期
親と子のワクワク美術館 はい、ポーズ! / 没後40年 竹谷富士雄 / 近代美術館の名品

概要

親と子のワクワク美術館 はい、ポーズ!【展示室1】

絵や彫刻に描かれた人のポーズやしぐさには、描かれた人や作者の気持ちが表れています。描かれた人は何をしているのかな? どんな気持ちでいるのかな? そして、次の瞬間にはどんなポーズになるのかな? また、どんな性格の人なのかな……?
ポーズを見ながら、親子で想像してみましょう。

主な展示作品

 

何するポーズ?
何の音を聞いているのかな?

 

 

林昭三《おと》1989年

マネしてみよう!
同じポーズをできるかな?

 
オーギュスト・ロダン
《考える人》1880年

つぎにどうなる?
振り上げた手。次の瞬間どうなるかな?

 

岩田正巳《いかづち 》 1955年

イスにすわって、はいポーズ!
あなたならイスにすわってどんなポーズをとる?

安宅乕雄《黄色い服》         1963年

この人、どんな人?
ポーズから見えてくる。この人はどんな人かな?

峰村リツ子《桜井浜江像》      1930年

 

没後40年 竹谷富士雄【展示室2】

戦前から戦後にかけてたびたびフランスに渡り、瀟洒な色調で都会風景、室内風景などを描いた洋画家・竹谷富士雄(1907~1984、五泉市出身)。1940~80年代の油彩画約20点とともに、竹谷と関わりのあった山口薫、藤田嗣治等の作品を紹介します。

竹谷富士雄(1907~1984) 
中蒲原郡五泉町 (現在の五泉市) に生まれる。1932~36年、1961~62年、1969~73年、1974~76年、1978年の5回にわたり渡欧し、おもにフランスに滞在。当初二科展に出品し、藤田嗣治に師事。その後新制作派展(戦後に新制作展と改称)に移り、数多くの国際展でも作品を発表した。フランスで培ったシックな中間色の諧調と知的な画面構成により、瀟洒な都市風景、室内風景を描いた。

 

 竹谷富士雄《シノンの町の屋根》1971年 

フランス中部のワインの名産地、シノンの城跡から家並みを見下した風景。竹谷独自の色彩と造形感覚にあふれた作品です。

 関連イベント

  美術鑑賞講座「魅力再発見 パリの色彩を描いた洋画家・竹谷富士雄」
  日時:2024年10月19日(土) 14:00-15:30
  場所:当館講堂
  講師:長嶋圭哉(当館主任学芸員)
  申込不要/定員165名/聴講無料

     

 

近代美術館の名品【展示室3】

所蔵品の中から名品を選りすぐって展示します。

※画像をクリックすると所蔵品データベースが開き、詳細な情報をご覧いただけます。

小山正太郎《仙台の桜》1881年

岸田劉生《冬枯れの道路(原宿附近写生)》1916年
 前田寛治《赤い帽子の女》1925年
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ビブリ》1874-1875年
ジュリアン・デュプレ《羊飼い》
ジョン・エヴァレット・ミレイ《アリス・グレイの肖像》

 


会期中一部展示替えを行います。
前期:8/27(火)~10/20(日) 後期:10/22(火)~12/15(日)

作品リスト(486KB)   チラシ(2.4MB)


作品解説会  
 
当館学芸員が作品についてわかりやすく解説します。
 10月5日(土)・11月2日(土) 
 14:00~14:30 コレクション展示室にて 
 ※要コレクション展観覧券、申込不要

よくみて!おしゃべり!たのしく鑑賞  
 
みんなで作品をよくみて、みつけたことを楽しくおしゃべりします。
 9月14日(土)・12月14日(土)
 14:00~14:30 コレクション展示室にて
 ※要コレクション展観覧券、申込不要

 

 

 

 

※画面上部の画像:林昭三《おと》1989年(「親と子のワクワク美術館 はい、ポーズ!」より)


基本情報

会期

2024年08月27日(火) ~ 2024年12月15日(日)

開催時間

9:00~17:00 
(美術館窓口での観覧券販売は16:30まで)

休館日

9/2(月)、9(月)、
 17(火)、24(火)、
 30(月)、
10/7(月)、15(火)、
 21(月)、28(月)、
11/5(火)、11(月)、
 18(月)、25(月)、
12/2(月)、9(月)、

観覧料

一般430円(340円)
大学・高校生200円(160円)
中学生以下無料
※(  )は有料20名様以上の団体料金です。

会場

新潟県立近代美術館
交通案内はこちら