堀口大學展が高校書道部とコラボ!

2017年12月27日

「堀口大學展」にいらしたら、美術館ロビーで開かれている長岡大手高校書道部による作品展「堀口大學を書く」もぜひご覧ください。虹色をイメージした鮮やかな布に、のびのびと堀口大學の詩が表現されています。これは、長岡市が子どもたちに故郷への誇りを抱いてもらおうとすすめているミ・アモーレプロジェクト(主催:NPO法人ながおか未来創造ネットワーク)の一環です。高校生自身が、それぞれ好きな大學の詩を選んで書いたのだそうです。童心をうたったものや、人生の儚さをうたったものなど、幅広い詩が選ばれていて、とても新鮮です。

書道部の展示は、「堀口大學展」の最終日と同じく、1月8日(月・祝)までです。

「人に」花はいろ そして匂い/あなたはこころ/そして やさしさ

「小学生」先生/植物学はうそですね/樹木もやはり笑うのです/梅が一輪さきました

「虹」虹はそも天の花火よ/高々と夕べの空に/虹はそも天のさとしよ/目をあげて高きを見よと/虹はそも天のあかしよ/美しきもののはかなさ/天と地の恋の思いの/通い路よ かけ橋よ/なな彩の思いをこめて/けざやかに中空かけて