2016年07月28日
「モネ展」に関連して、長岡市内の上小国小学校などで出前講座を行いました。
写真は、上小国小学校での授業での様子です。
印象派の巨匠であり、「光の画家」と呼ばれたモネについて、
小学生のみなさんにわかりやすく、親しみやすい授業を行いました。
みなさん積極的に発言して、モネについてとても興味深そうです。
「見やすいように前に出ても良いですよ」と声をかけると、
授業が進むうちにどんどん前のめりに!
小学生の皆さんの感想をご紹介します。
「『睡蓮』は見ていると、その場所やまわりの景色がイメージできるし、
見ているきょりによって絵が違って見えて、おもしろいと思いました。
私は、絵をこんなにまじまじ見ることがなかったけど、絵を見るのは楽しいと思いました。」
「モネは目が悪くなってしまっても、あきらめずずっと絵をかいていたのはすごいと思います。
つい、そんけいしてしまいました。」
「夕日や昼間のかげの濃さのちがいとかをよく見ると、
ぼくもモネが「光の画家」と呼ばれているのがわかりました。
目が不自由になってしまった後の絵も見たけど、
しっかり光が利用されていてすごかったです。」
みなさん、モネについて知ることができたのと同時に、
絵の面白さや、モネの創作の姿勢から様々なことを感じてくれたようです。
どちらかと言うと大人に人気のモネですが、
風景の中にある光の描写や、色彩の美しさは子どもたちにもぜひ見てほしいと思います。
巨匠モネの本物の作品に触れられる、またとない機会です。
夏休みの思い出に、ご家族と、お友達と、皆さんでご来館ください!