美術鑑賞講座を行いました

2021年01月16日

本日、美術鑑賞講座「ナビ派VS浮世絵」を行いました。

19世紀フランスでに流行したジャポニスム。とくに日本の浮世絵は西洋の画家たちに大きな影響を与えました。今回の講座では、ジャポニスムの紹介に始まり、ドニやボナールといった「ナビ派」の画家たちが、いかに浮世絵と対峙して自身の芸術を開花させていったか、その様相を多数の図版から紹介しました。

タイトルに因んで、左右にナビ派の作品と浮世絵作品を配置し、その影響を構図やモチーフなどから見比べました。

今回参加してくださった参加者の方からは、
「ジャポニスム小史としてパリ万博の様子をみることができ話をきくことができた」
「毎回自分が知らない知識を得ることができ、絵画の見方も変わります」
「興味の範囲が広がって楽しいです」
といった感想をいただきました!

次回の美術鑑賞講座は、2021年2月6日(土)「《ヴェネツィア鳥瞰図》―500年前のヴェネツィアを空から眺める」です。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から事前申込制となっています。
ご参加をお待ちしています。