2023年08月29日
8月11日(金・祝日)に「ベル・エポック展」の関連イベントとして、版画ワークショップを開催しました。
指導してくださるのは、昨年に引き続き、長岡造形大学の岡谷敦魚(おかのや あつお)先生です。
ミュシャの「椿姫」をモチーフにして、リトグラフの手法で版画作品を制作しました。
1.描画
リトグラフの手法を手軽に体験してもらうために、様々な工夫をしました。
軽いアルミ板を使用するのも、今回の工夫の一つです。
油脂分を多く含んだインクで「椿姫」を写し、油性の描画材で加筆します。
2.製版
アルミ板に製版液を塗ります。これにより、アルミ板そのものが水性となります。
3.印刷
版面に水をかけながら、ローラーで油性インクをのせます。
水と油の性質を利用しているので、混ざりません。
平らな板なのに、これがリトグラフの不思議なところです。
最後にプレス機にかけて完成です。
講師を務めてくださった岡谷先生、お手伝いをしてくださった長岡造形大学の
学生の皆さん、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました。