2015年08月21日
開催中の「生誕100年 写真家・濱谷浩」では、展覧会をご覧になった皆様から感想をお寄せいただき、会場内で一定期間掲示させていただいております。これまでにも多くの感想をいただきましてありがとうございます。その中から、一部ではありますが、ホームページでもご紹介させていただきます。
残りの会期もわずかになりましたが、ぜひ展覧会をご覧いただき奮って感想をお寄せください。
◆皆様からの感想 (抜粋)
・大切にしなければいけない時は今だと思った。写真の本質はここにあり。残さなければいけない。目に映るすべてを。女子大生の死の写真を見た時、エンリケ・メティニデスの写真を思い出した。死が美しいということもあるのかもしれない。沢山の人に見てもらいたいと思った。(30代の女性)
・私は美術館に来たのは初めてだったのですが、これだけ歴史的ですばらしいものだとは思っていませんでした。勉強になりました。ありがとうございました。(10代以下の男性)
・写真の空気、そこから懐かしさがこみ上げて来たのはなぜか。新潟にもかつては空気のにおいがあった。冬のはりつめたつーんとしたにおい、今では全く感じられない。自然と対峙する人々の顔が亡くなった祖父母と重なる。デジタル化で表現された現代にはないぬくもりがこの写真展の中にある。(40代の女性)
・どの写真にも感動、感動の連続でした。今にも動き出し観ている人に声をかけてくるような…。一瞬一瞬をどのような気持ちで写されたのかが写真を通じて語りかけてくれるようです。ありがとうの感謝の気持ちで一杯です。今日来られて本当に良かったです。合掌!(60代の女性)
・上越に午前中行き、そして長岡には午後来ました。ハシゴして濱谷浩氏の写真を眺めることで、また一段とより強く彼の写真像が迫ってくる印象が強くなりま した。数年前、地元TVで「雪国」や「裏日本」が取り上げられた頃から彼の名前は知っていましたが、今年生誕100年にあわせて多くの作品を見られて感激で胸が一杯です。(30代の女性)
・人はみっともなくてもその人なりに精一杯生きています。戦前と戦後直後の写真を見ると同じ国民か?、というくらい違います。米兵を接待している女性が沢山いて驚きました。しかし、生きるためにその人なりに精一杯だったのですね。良い作品を見ることができました。ありがとうございました。(40代の男性)