企画展「写真家・濱谷浩」の皆様からの感想をご紹介します【その3】

2015年07月23日

開催中の「生誕100年 写真家・濱谷浩」では、展覧会をご覧になった皆様から感想をお寄せいただき、会場内で一定期間掲示させていただいております。その中から、一部ではありますが、ホームページでもご紹介させていただきます。
会期中、随時更新していきますので、ぜひ展覧会をご覧いただき奮って感想をお寄せください。

   

  ◆皆様からの感想 (抜粋)

 ・濱谷さんの写真はすべて心を打つものでした。 人間に寄り添い、人間を愛し、平和を愛していた写真家。 今の日本を知ったら、何と云うのでしょう。戦争は絶対にいけない。戦争に近寄ってもいけない。 この言葉が心に響きます。多くの人に観てもらいたい写真でした。(60代の女性)

・戦争が再び近くなっているような今。濱谷さんの写真を見て、時代の渦に巻き込まれない自覚と強さを己が持っているだろうかと考えさせられました。東京から観に来て良かったと思います。(50代の女性)

・今自分が生きている環境に疑問を強くいだいている人は多く、私もその一人ですが、濱谷さんの葛藤の表れた写真を見て、自分の意志はまだ弱いなと思いました。目を背けてきたものに目を向けなければならない時なのかもしれません。(30代の男性)

・寒村における人間の営みや、1960年の安保闘争といった題材から想起される言葉は、「社会派」という事になろうし、実際、濱谷の写真に対するスタンスはある時期まで明らかにそういったものであった思う。ただ、そうした社会性の高い作品の中にさえ明暗のコントラストへの強いこだわりや、遠近法を決して等閑に付さない構図が見える。この辺りに彼の芸術至上主義的な側面も窺える。(40代の男性)

・「生誕100年」と銘打ってあったので、氏を知らない者にとっては氏の業績を讃えるものと捉えられ、なかなか1000円を払って鑑賞しようとする行動にまではつながりにくいかもしれません。しかし実際にはモダン東京、雪国、裏日本、戦後昭和、學藝諸家の5つものコーナーに分かれていて見応えがありました。今の私たちが失ってしまったものについても、大いに考えさせられました。(不明)