第1部では、「新潟県立近代美術館、開館の頃」と題して近代美術館が誕生した1993年頃の新潟の
美術界の状況について語りました。
パネリストに新潟市美術館副参事の松沢寿重氏を迎え、当館学芸課長の藤田裕彦とパワーポイント
を使って当時の写真や新聞記事、統計グラフなど豊富な資料で振り返り、新たな気持ちで美術館が
これから歩むべき方向を考えることができました。

第2部では新潟市美術館と当館の改修工事について説明し、最近の美術館リニューアル事情を語りました。
新潟市美術館 学芸員の星野立子氏と当館専門学芸員の松矢国憲から、各館の改修箇所の説明と改修の意図を説明し、
両館とも目に見えにくい部分の改修ではあるが、作品を守るための重要な改修であったことが語られました。