2015年05月16日
緑さわやかな土曜日の昼下がり。「印象派への旅」展の関連イベントとして、コンサート「パリ・ミュゼット」を開催しました。演奏は、新潟市在住のアコーディオニスト田中トシユキさん。日本では数少ないボタン・アコーディオンの奏者として知られています。
今回は、展覧会の内容に合わせて、エミール・ヴァシェの「ミュゼットの女王」や日本でも人気の高い「桜んぼの実る頃」をはじめ、数々の素敵なワルツ曲などが演奏されました。全部でなんと14曲も。アルゼンチン・タンゴ「エル・チョクロ」など、緩急織り交ぜた迫力のパフォーマンスでした。立ち見のお客さんたちも、身体をゆらせて大変気持ちよさそうに聴き入っておられました。
コンサート終了後、美しい音色の余韻に浸りながら、企画展示室に向かう参加者の皆さんの笑顔がとても印象的でした。ボタンアコーディオンに興味をもった方々に囲まれた田中さんも、笑顔で気さくに応じておられました。
企画展「印象派への旅」は6月7日まで。どうぞ、お早めにおいでください。