当館では、亀倉雄策の作品を収蔵するとともに、歴代の亀倉雄策の受賞作品を収集してきました。2003年からは、毎年その年の亀倉雄策賞受賞作品展を行うことで、グラフィックデザインの最新動向をリアルタイムで紹介しています。 |
公立大学法人長岡造形大学、新潟県立近代美術館、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
クリエイションギャラリーG8、亀倉雄策賞事務局
1997年に急逝した亀倉雄策の生前の業績をたたえ、グラフィックデザイン界の発展に寄与することを目的として亀倉雄策賞が設立されました。この賞の運営と選考は公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が行い、毎年『Graphic Design in Japan』応募作品の中から、年間で最も優れた作品に対して贈られます。
1949年北海道札幌市生まれ。1968年文華印刷、1970年大谷デザイン研究所を経て、1973年サン・アド入社、現在に至る。代表作にサントリーウーロン茶(1983年~)、ユナイテッドアローズ(1997年~)などの長期にわたる広告制作、虎屋のCI・空間計画、パッケージデザイン(2004年~)などのほか、サントリー、サントリー美術館、六本木商店街振興組合のCI・サイン計画、映画・演劇の宣伝制作、写真集の装丁など活動は多岐。近作に、「建築を考える」(ペーター・ツムトア著/みすず書房)、「IRON STILLS―アメリカ、鉄の遺構」(半田也寸志 写真・文/ADP)の装丁、スポーツカーTOYOTA86の広告、TORAYA TOKYOの店舗計画、NHKみんなのうた「泣き虫ピエロ」の動画がある。東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞、朝日広告賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞、日本宣伝賞山名文夫賞など受賞。展覧会=1984年「葛西薫とSONY」(デザインギャラリー1953・銀座松屋)、1992年「‘AERO’葛西薫展」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)、2007年「葛西薫1968」(クリエイションギャラリーG8、ガーディアン・ガーデン)など。著書=「葛西薫の仕事と周辺」(六耀社)、「世界のグラフィックデザイン35 葛西薫」(DNPアートコミュニケーションズ)、「図録 葛西薫1968」(ADP)。東京ADC、東京TDC、JAGDA、AGI会員。
9月28日(日)14:00~15:30(開場13:30)
ゲスト:石川竜太(グラフィックデザイナー/JAGDA賞2014受賞/新潟在住)、葛西 薫
当館講堂にて 参加無料(事前申込不要) 定員165名
2014年09月09日(火) ~ 2014年09月30日(火)
9:00~17:00
9月16日(火)、22日(月)、29日(月)
無料
新潟県立近代美術館
交通案内はこちら