モーリス・ユトリロ展
憂愁のパリを描いた風景画家

概要

静寂なパリの街角や、古びた教会を慈しむように描き出した芸術家モーリス・ユトリロは、「モンマルトルの画家」として日本でも親しまれてきました。中でも白を基調として表現するいわゆる「白の時代」に描いた初期のパリ風景は、透明感のある深い美しさをたたえ、高い評価を受けています。本展では、初期の「白の時代」から「色彩の時代」を経て晩年にいたる油彩を中心に、世界有数のコレクターの所蔵品から精選した約90点の作品により、ユトリロの画風の変遷をたどります。

基本情報

会期

2010年07月10日(土) ~ 2010年08月25日(水)

会場

新潟県立近代美術館
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