本展は平城遷都1300年を記念し開催するもの。国宝や重要文化財を含む奈良の仏教美術と共に、奈良の自然と仏像をこよなく愛した本市出身の歌人・會津八一が奈良を詠んだ歌や書画を展示します。八一は生涯で35回も奈良を訪れ、法隆寺などの寺院や仏像などの研究を行い、奈良にまつわる作品を数多く残しています。本展では、中宮寺の国宝・菩薩半跏像のほか、法隆寺の観音菩薩立像や東大寺の弥勒菩薩立像、唐招提寺の十一面観音菩薩立像など、重要文化財を含む46点を展示。合わせて、八一が残した詩や歌、書画など24点を展示します。