新潟県立近代美術館10周年記念特別展 大倉集古館名品展

概要

新発田市出身の大事業家 大倉喜八郎は、教育・文化・福祉にも情熱を尽くした人物で、日本最初の私立美術館である大倉集古館を設立しました。本展はその所蔵品から、国宝《普賢菩薩 騎象像》をはじめ、国宝・重要文化財を数多く含む仏教美術と近世絵画・ローマ開催日本美術展覧会出品の近代絵画を中心に紹介します。

新潟県立近代美術館は、おかげさまで開館10周年を迎えました。これを記念して、日本で初めての私立美術館である「大倉集古館」のコレクションを公開します。
大倉集古館をつくった大倉喜八郎は新潟県新発田市の生まれです。一代で大倉財閥を築き、現在の大成建設や東京電力などをはじめとした無数の会社の設立に関与した大事業家でありつつ、また教育・文化・福祉にも情熱を尽くした人物です。
大倉集古館の所蔵品は平安から明治以降までの各時代に属し、またその分野も絵画・彫刻の他に工芸・能装束などの多岐にわたり、国宝・重要文化財・重要美術品を数多く含んでいます。
本展は、その貴重な作品群から、喜八郎が愛惜した仏教美術と近世絵画、そして新しい絵画を擁護したその息子喜七郎が注目した近代日本画を中心に、国宝三点と重要文化財四点を含めてご紹介しいます。

基本情報

会期

2003年10月18日(土) ~ 2003年11月30日(日)

会場

新潟県立近代美術館
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