生きる喜び エルミタージュ美術館名品展

概要

ロシアのサンクト・ペテルブルグにあるエルミタージュ美術館の名品展を開催いたします。「神と人間」から5年、当館での開催は2度目となりますが、今回の主題は「生きる喜び」。エルミタージュの5部門を総動員して大博物館としての全体像を示そうという基本構想はそのままに、主題が一新されました。「喜び」の感情は人間が生きていくための根本的な力となるものです。生きることを素直に喜び、生活を楽しもうとする気持ちは、時代や地域の別なく創造の喜びへとつながり、多くの美術作品を生み出してきました。この展覧会ではエルミタージュ美術館の270万点を越えるという膨大な所蔵品から、時代・文化の異なる多彩な美術品が選ばれました。時代も地域も越えた作品が一堂に勢揃いする本展は、新しい世紀の幕開けを迎えた年にふさわしく、華々しいものになることでしょう。
【展覧会構成】 エルミタージュ美術館の5部門から総計145点
・原始文化史部門(初期青銅器時代の美術、スキタイの黄金美術など)
・古代ギリシア・ローマ美術部門(大理石彫刻、赤像式壺絵など)
・東洋美術部門(トゥルファンの大壁画、シルクロードの美術など)
・ロシア文化史部門(ピョートル1世像、エカテリーナ2世肖像、都市景観図など)
・西洋美術部門(ロココから近代までの油彩画)

 

基本情報

会期

2001年07月06日(金) ~ 2001年09月05日(水)

会場

新潟県立近代美術館
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