群馬県立近代美術館は1974年に開館し、群馬県に関係の深い作家の作品や、国内外の近・現代美術の優れた作品を収集していることで知られています。平成9年度より新潟県・群馬県との間における地域連携事業が検討され、これにより群馬県立近代美術館と新潟県立近代美術館の両館における作品交換展が実現することとなりました。本展では同館のコレクションの中から近代洋画を中心に選りすぐられた名品を展示いたします。世界の美術として、ルノワール、モネ、ピサロ、ルドンなどの作品を、また群馬県出身で近代日本を代表する洋画家、湯浅一郎、福沢一郎、山口薫などの作品を中心に展示いたします。