油絵事始め リアリズムを求めて 日本近代洋画への道

概要

日本近代洋画の黎明期に活躍した高橋由一をはじめ、明治期から昭和初期に日本近代洋画の確立を目指して苦闘した画家たちの作品を紹介します。内容は、日本におけるディーゼルエンジン事業の始祖と言われるヤンマーディーゼルの創業者、故山岡孫吉氏が収集し、笠間日動美術館に寄贈された「山岡コレクション」が中心となります。そこに、笠間日動美術館の所蔵品からもいくつか補足して構成しております。
また、当館所蔵品の中から、新潟県長岡市出身で、日本国内に洋画を導入するにあたり、重要な役割を果たした小山正太郎(1857-1916)の作品も併せて展示します。日本洋画の幕開けの時代に活躍した、本県出身の小山の業績を見直すよい機会になることと思います。

基本情報

会期

2009年04月11日(土) ~ 2009年05月31日(日)

会場

新潟県立近代美術館
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