ルネサンスから近代への 西洋美術の流れ 国立西洋美術館展 愛と生命の響き

概要

ロダンの《考える人》がシンボルとなっている国立西洋美術館といえば、西洋美術に関心のある人なら一度は訪ねたことがあるのではないでしょうか。今回の展覧会は、国立西洋美術館の所蔵品から、通常鑑賞する機会の少ない版画を中心に絵画・彫刻など合わせて126点を選び、新潟県立近代美術館の作品23点を加えて、ルネサンス以降の西洋美術の流れを再構成してご紹介しようとするものです。ルネサンスの木版画・銅版画を始めとして、17世紀のイタリアやフランドルに広まったバロック絵画、18世紀の優美なロココ美術、近代の印象派や象徴主義を経て今世紀にいたる、ヨーロッパ芸術の多様な歴史の動きをたどります。人や自然に対する作家の情感や、描かれたものの生命感を主テーマに構成された5世紀にわたる芸術作品の魅力を総合的にご鑑賞下さい。

基本情報

会期

1997年04月12日(土) ~ 1997年05月18日(日)

会場

新潟県立近代美術館
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